社会保険労務士試験における選択式試験の特徴と攻略法

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社会保険労務士試験における選択式試験の特徴と攻略法

選択式試験の特徴

社会保険労務士試験は、午前の択一式試験と午後の選択式試験の二部構成となっています。このページでは、選択式試験の特徴と、それを踏まえた攻略法について述べてみたいと思います。


選択式

社会保険労務士試験における選択式問題というのは、虫食い状態になった少し長めの文章が提示されて、各空欄に当てはまる語句を、選択肢のなかから選んで解答するタイプの問題のことを指します。

全部で8問(1問につき空欄5個)出題されるのですが、極端に簡単な問題もあれば、これまでに誰も見たことのないような超難問もあるといった具合に、難易度に差がある点がまずは特徴のひとつ。

そしてもうひとつの特徴としては、文章が1つのテーマではなく、複数のテーマによって構成される複合型の問題が増えている点が挙げられます。


選択式試験の攻略法

選択式試験の攻略法としては、空欄のタイプに注目して解く方法が有効です。

たとえば空欄のなかには、同じ記号の付いたものが複数用意されているケースがあります。これはどの空欄にも、同じ語句が入るということですので、他に比べて語句の特定が容易です。このタイプの空欄を見つけたら、まず最初に埋めてしまうと良いでしょう。

次に、対になる箇所が空欄になっているケースがあります。このタイプの場合、選択肢のなかからの絞り込みは比較的容易なのですが、どちらの語句がどちらの空欄に入るのかで悩んでしまうことがままあります。
そうしたときには、あえて同じ語句を解答して、少なくとも1点は死守するという戦略も有効です。

最後に、雇用保険法や社会保険科目に多いのですが、具体的な数字の部分が空欄になっているケースがあります。こうした問題の場合には、前後の文脈から判断することはできず、単純にその数字を知っているか知らないかの勝負になります。また、選択肢のなかには似たような数字が交ぜられているため、それを見たがためにかえって混乱してしまうこともなくはありません。
そうならないようにするために、まずは自力で解答して、そのうえで選択肢のなかに、その答えが含まれているかどうかを確認するというのでも良いでしょう。

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