社会保険労務士試験における択一式試験の特徴と攻略法

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社会保険労務士試験における択一式試験の特徴と攻略法

択一式試験の特徴

社会保険労務士試験は、午前の択一式試験と午後の選択式試験の二部構成となっています。このページでは、択一式試験の特徴と、それを踏まえた攻略法について述べてみたいと思います。


択一式

社会保険労務士試験における択一式試験の特徴としては、①問題量が多い、②科目間の難易度に差があるの2点が挙げられます。

具体的には、まずは問題量については全部で70問出題されます。70問とは言っても、5肢択一式なので1問につき5つの文章から構成されるため、計350もの文章に目を通すことになります。

次に、科目後の難易度の差についてですが、年度によって多少の変動はあるものの、労災保険法、雇用保険法、労働保険料徴収法、国民年金法は易しい傾向にあり、残りの労働基準法、労働安全衛生法、健康保険法、厚生年金保険法、一般常識は難しい傾向にあります。


択一式試験の攻略法

「問題量が多い」「科目間の難易度に差がある」、この2つを踏まえることこそが、択一式試験の攻略法のポイントになります。

問題量が多いということは、そのぶん、1問1問をスピーディーに解答していかなければならないということです。
社会保険労務士試験の出題パターンは「5つのうち正しいものはどれか」か「5つのうち誤っているものはどれか」のうちどちらかなので、問題文を読む際には常に正誤を意識して、それが判断できたら素早く、問題文の頭に「○×」をマークする、逆に判断できない場合には「△」をマークするようにしましょう。たとえ「△」があったとしても、5肢択一式のため、消去法によって正解が導き出せることがあります。もっとも良くないのは、判断できないからと言って、そこで深く考え込んでしまうことです。

次に、科目間の難易度差については、個人の得意・不得意も大きく影響してくるかと思います。
やはり苦手科目で深く考え込んでしまって時間をロスしてしまってはもったいないので、得意科目から先にこなして、残った時間でじっくり取り組むというのもありだと思います。ただ、科目を入れ替えて取り組んだ場合には、マークシートの記入ミスにはくれぐれも気をつけるようにしてください。

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