反復学習が行えるように学習範囲を絞り込む

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反復学習が行えるように学習範囲を絞り込む

学習範囲を絞り込もう!

前のページでパレートの法則を引き合いにして、「社会保険労務士試験においては、全試験範囲のうち特に重要な2割の部分から試験問題の8割が出題される。だから範囲を絞って学習しよう」と述べました。

学習範囲
そこでみなさんが当然疑問に思うのが、「では、その重要な2割の部分とは一体どこなんだ?」ということだと思います。

「2割」というのはいささか大雑把な数字ではありますが、社会保険労務士試験の膨大な試験範囲のなかにも、重要な部分とそうではない部分があるのは紛れもない事実。そして重要な部分というのは、言葉を換えるならば、本試験でよく出題される部分のことですから、それを見極めるためには過去問を確認するのが一番だということになります。

実際に過去問を解いてみるとわかるのですが、過去に1度しか出題されていない問題もある一方で、表現を変えて何度も繰り返し出題されている問題もあります。
全体の割合としては、前者が2割に対して後者が8割。実はここにもパレートの法則(20対80の法則)が成り立っているわけですが、それはさておき、社会保険労務士試験の独学においては、この「何度も繰り返し出題されている問題(論点)」を中心に学習していけば良いのです。

反復学習を行おう!

ここまで、学習範囲を絞り込むことの重要性について述べてきましたが、それは学習量を減らして楽をするためではありません。むしろ、学習量を増やすためと言っても良いかもしれません。

社会保険労務士試験の学習において、質が大事か量が大事かといったことが議論されることがありますが、誤解を恐れずに言うならば、「量が大事」だと言えます。

「質が大事」だという人は、たとえばテキストを読むのでも、丁寧にじっくりと時間をかけて読む傾向にあります。しかしそれよりも、多少拙速であったとしても、何度も繰り返し読んだ方が効果的です。その意味では「量が大事」というよりは「数が大事」と言い換えても良いでしょう。

しかし、回数を増やすには社会保険労務士試験の試験範囲は膨大にすぎます。であるからこそ、最初の話に戻りますが、反復学習ができるように学習範囲を絞り込むのです。

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