労働基準法・労働安全衛生法の攻略法

*

労働基準法・労働安全衛生法の攻略法

社会保険労務士試験の試験科目

社会保険労務士試験は独学での合格が難しい試験だと言われていますが、その理由のひとつに試験科目の多さがあります。
たとえば行政書士試験の試験科目は2科目(法律の個数ベースで計算すると6科目)、中小企業診断士試験の試験科目は7科目であるのに対して、社会保険労務士試験の試験科目は10科目となっています。


労働基準法

試験科目が増えれば当然、学習量が増えて、より効率的な学習が求められますので、通学・通信講座が有利で独学が不利といった傾向が出てきてしまうのは仕方ありません。
ただし、科目数が多いとは言っても、科目ごとの特徴をきちんと掴んでさえいれば、独学でも効率的に学習を行うことは十分に可能です。そこで、ここからしばらくは、社会保険労務士試験の試験科目ごとの概略と攻略法をご紹介していきたいと思います。


労働基準法の概略と攻略法

【概略】
労働者が安心して働くことができるように、使用者が守るべき「労働条件の最低基準」について定めた法律で、具体的には、労働契約、労働時間、休憩・休日、賃金などについて規定しています。いずれも重要な内容だけに、社会保険労務士試験においても、網羅的に出題される傾向にあります。

【攻略法】
労働時間、休憩・休日、賃金などどれを取っても、社会人の受験生にとっては馴染み深いものだけに、総じて学習しやすい科目だと言えます。
ただ最近の試験では、通達(行政の取り扱い)からの出題も増えているため、独学に際しても、条文から一歩踏み込んで通達にまで目を通しておく必要があります。


労働安全衛生法の概略と攻略法

【概略】
労働者を労働災害から守り、安全で衛生的な職場環境をつくることを目的に、安全衛生管理体制や健康管理などについて定めた法律です。
社会保険労務士試験においては、上記の労働基準法とセットで出題されるため、問題数もあまり多くありません

【攻略法】
労働安全衛生法の規定数は多いのですが、上述のとおり問題数が少ないため、出題されるのは、安全衛生管理体制、機械及び有害物の規制、健康の保持増進措置にほぼ限定されています。独学に際しても、その3つの分野に絞った学習で十分です。

労働基準法・労働安全衛生法の攻略法 関連ページ

一般常識科目の概略と攻略法
社会保険労務士試験における一般常識科目とは? 社会保険労務士試験における一般常識科目は、「一般常識」という名前 […]
健康保険法・厚生年金保険法・国民年金法の概略と攻略法
健康保険法の概略と攻略法 【概略】 労災保険法が業務上の疾病・負傷に対する給付について定めた法律であったのに対 […]
労災保険法・雇用保険法・労働保険料徴収法の概略と攻略
労働者災害補償保険法の概略と攻略法 【概略】 業務上の疾病(業務災害)や通勤途中の災害(通勤災害)に対する補償 […]
社会保険労務士試験における選択式試験の特徴と攻略法
選択式試験の特徴 社会保険労務士試験は、午前の択一式試験と午後の選択式試験の二部構成となっています。このページ […]
社会保険労務士試験における択一式試験の特徴と攻略法
択一式試験の特徴 社会保険労務士試験は、午前の択一式試験と午後の選択式試験の二部構成となっています。このページ […]
模試を受験するメリットと受験上の注意点
模試受験のメリット 模試も、広い意味で言えば、過去問演習などと同じようにアウトプット学習のひとつではあるのです […]
独学における問題集の解き方のポイント
問題集を解くことの目的は「問題を解くこと」だけではない 表題にある「問題集を解くことの目的は『問題を解くこと』 […]
独学におけるテキストの読み方のルール
ルール①:マーカーペンは使うな! テキストを読む際、かたわらにカラフルなマーカーペンを複数用意して、ラインを引 […]
独学における正しい教材の選び方
社会保険労務士試験の独学に必要な教材とは? 前のページで、通学・通信講座にあって独学にないのは「講義」と「カリ […]
独学における正しいカリキュラムの作り方
通学・通信講座にあって独学にないものとは? ここまでは、学習時間と学習効果の関係や、記憶のメカニズムなど、どち […]